「健康的な食事」が不健康になる日

「オーガニックの野菜がいいらしい」
「グルテンは腸に悪いらしい」
「糖質は抜いたほうがいいって誰かが言ってた」
「○○だけ食べて痩せた人がいるらしい」
今、健康に関する情報はあふれています。
SNSを開けば、毎日のように誰かが「最新の健康法」や「痩せる食事法」を発信していて、どれが本当でどれがデマなのか、素人には判断がつかなくなってきています。
気づけば、あなたの頭の中には“健康に良いとされること”が山ほど詰め込まれ、
「あれもダメ」「これもダメ」と、どんどん食べられるものが減っていく――。
これは、現代人が陥っている“情報過多による不健康”の典型です。
「正しい食事」に縛られていませんか?
多くの人が、“正しい食事”を求めて彷徨い、結局、矛盾にぶつかります。
例えば、Aさんは「米は糖質だから悪」と言い、Bさんは「白米よりも玄米がいい」と言い、Cさんは「玄米は消化に悪い」と言います。
では、結局なにを食べればいいのでしょうか?
このように「健康的な食事」が“信じる宗教”のようになってしまうと、
本来の目的だった「健康になる」ことから、どんどん遠ざかってしまいます。
疲れやすい、イライラする、やせない、太る…
それでも「オーガニック野菜を食べてるのに」「グルテンフリーにしてるのに」と嘆く声を、
僕はジムで何度も聞いてきました。
本当に必要なことはもっとシンプル
ここで声を大にして伝えたいのは――
「健康的な食事」とは、5大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル)を、自分に合った量で3食きっちりと摂ること。
まずはそれだけで十分です。
アマニ油も、無添加食品も、オーガニック野菜も、「その前の段階」が整っていなければ、意味を成しません。
逆に言えば、まずは三大栄養素のバランスを整えるだけで、体調も体型も劇的に変わります。
しかも、「自分に合った量」とは、体格や活動量、目的によってまったく異なります。
たとえば筋トレしている人と、デスクワーク中心の人では、必要な炭水化物の量が全く違う。
なのに、同じ「糖質オフ」を鵜呑みにしてしまえば、体調を崩すのも当然です。
健康に必要なのは「知識」よりも「実感」
プライベートジムDROITでは、医師・管理栄養士・メンタルコーチと連携しながら、「実感の伴う健康づくり」を大切にしています。
情報ではなく、自分の身体で「感じる」こと。
そのために、体組成データ(InBody)や行動データ(Apple Watch)などの数値も活用しつつ、現実的な生活の中でできる食事改善を提案しています。
例えば、あなたが「朝は食欲がない」と言ったとき。
「朝は絶対に食べろ」と強制するのではなく、「じゃあ夜にエネルギーを確保するようにして、朝は軽めにしよう」と、ライフスタイルに合わせて柔軟に設計する。
これが本当に“続けられる健康管理”です。
情報に振り回されない生き方へ
ネットやSNSの情報に触れるのが悪いわけではありません。
でも、「あれがいい」「これがダメ」に振り回されて、自分の身体の声を聞く余裕がなくなってしまうのは、本末転倒です。
あなたの身体を知っているのは、あなた自身と、あなたのデータ、そして信頼できるプロだけです。
誰かの「うまくいった話」は、あなたには合わないかもしれない。
だからこそ、「情報を集める前に、自分の土台を整えること」が何よりも大事なのです。
もし、何を信じればいいかわからなくなっていたら、ぜひ一度、初心に立ち返ってください。
まずは1日3食、しっかり食べる。
そして、自分に必要な量を知る。
そこからが、本当の健康のスタートです。
ジムのトレーナーは食の専門家ではありません。
SNSで不安を煽るような健康情報発信をしているインフルエンサーも大抵はただの素人です。
我々には管理栄養士という栄養学のスペシャリストがいます。
正しい情報を信頼できる人から受け取ることこそ、まず第一に行うべきことかもしれません。
情報よりも、実感を。
正解よりも、自分にとっての最適解を。
あなたの身体は、あなたが整えていけます。
僕たちはそのお手伝いを、全力でサポートします。
あなた専属の、ヘルスケアチーム。
プライベートジムDROIT。
https://lp.droit.jp