【ご報告】DROIT Laboメンタルコーチに就任しました

皆さま、はじめまして。
このたび、プライベートジムDROITにメンタルコーチとして正式に参画することになりました、池田豊教(いけだ・とよのり)と申します。
少し長くなりますが、今回のご縁と想いを、ここで丁寧にご挨拶させてください。
教員として過ごした10年、心の声と向き合う日々。
私はこれまで10年間、公立の小・中学校で国語教師として勤務してきました。いじめや不登校、進路の悩み、家庭での葛藤…。
学校という現場には、子どもたちや保護者の「言葉にできない苦しさ」がたくさん詰まっていました。
教員として学級運営をしながら、時には保護者の方の涙に寄り添い、時には教室の隅で、言葉にならない不安を抱える子の背中をただ見守る――
そんな場面の積み重ねの中で、私は自然と、「心のケア」「安心できる場づくり」に強く惹かれていきました。
人が何かに取り組めるのは、“気合い”や“意志”よりも、「安心」と「自己信頼」が育っているかどうか
それを現場で何度も痛感したからです。
教職を離れ、「心で生きる人」を増やす仕事へ。
2020年のコロナ禍をきっかけに、私は教職を離れました。
大きな決断でしたが、「もっと自由に、もっと本質的に人と関わる場をつくりたい」
その想いが、ずっと胸にありました。
そこからは、個人でのオンラインコーチング、
学校への出張授業、親子イベントの企画、コミュニティ運営など、
「心と向き合う場づくり」を軸にした活動を行っています。
正解もマニュアルもない世界ですが、
毎日の対話の中で、人が“本来の自分”を取り戻す瞬間に立ち会うことができる。
その喜びが、この仕事の何よりの魅力です。
そして、DROIT へ。
今回DROIT に参画するきっかけは、弟でありジム代表でもある池田道成からの誘いでした。
彼の想い――
「ただ鍛えるだけではなく、病気を防ぎ、心と身体の両面から人を支えたい」
という言葉には、血のつながりを超えて、私自身が共鳴しました。
なぜなら、多くの人は、「身体を整えたい」と思ってジムに通いますが、
実際にその行動を止めてしまうのは、
疲れ・不安・自信のなさ――つまり「心の揺らぎ」だからです。
食事も運動も大事。でもその前に、「やってみよう」と思える心の土台を整えること。
私は、そこに関わりたいと思っています。
プライベートジムDROIT でやりたいこと。
DROIT は、
医師・管理栄養士・トレーナー・メンタルコーチという、
日本でも稀な専門家連携のチームです。
この場所を、ただの知識提供の場にはしたくありません。
「できない自分を責める」のではなく、
「どうしたら自然に続けられるか」を一緒に考える場。
「頑張らなきゃ」ではなく、
「なんか、やりたくなってきたな」と思える空間。
私がDROIT でつくりたいのは、そんな“心が育つ余白”です。
最後に。
悩みは「弱さ」ではありません。
むしろ「変わるきっかけ」であり、
“これまで頑張ってきたあなた”の中にこそ、
まだ見ぬ力が眠っていると、私は信じています。
人生において、「安心して話せる場所」があること。
それは、行動が変わり、身体が変わり、習慣が変わる、最初の一歩です。
あなたが必要だと感じたときには、いつでも声をかけてください。
DROIT で、皆さんと出会えることを楽しみにしています。
メンタルコーチ 池田 豊教