まちなかのパワースポット「広瀬川」に水が戻ってきました！！

今日は天気の良い月曜日。わたくし池田はお休みの日で御座います。
さて、今日は何の日でしょうか。
前橋市民の方なら誰しもが知っている、待ちに待ったあの日です！
そうです！毎年3月の第二月曜日は、広瀬川に水が戻ってくる日です！
この1月に定期断水が始まってから、ずっとこの日を待ち望んでいましたが、ついにやってきました！！
わたくし池田は前橋市民学芸員という、前橋の魅力や歴史を学んで発信する前橋市の講習を1年間受けてきたのですが、数ある前橋の魅力の中でも特に広瀬川の大ファンで、広瀬川シルクスタジオも完全にその影響を受けてこの立地と店名になっています。

まずはサイトから日程の確認です。ほぉほぉ。3月11日の9時まで断水でそこから利根川の取水口が開いて水がやってくるのだな。

↑写真はgoogleマップより拝借

広瀬川は、桃の木川と同じく利根川の坂東大堰合口から水を引く一級河川の灌漑用水で、昔は比利根川と呼ばれたそうです。今でも弁天通りの北側にかかる橋は比利根橋と呼ばれますね。なんでも14世紀までは今の広瀬川や桃の木川のところを利根川の本流が流れていたとか。その痕跡として、中央通り商店街や50号五叉路の大きな坂、白井屋ホテルの土手があり、そしてその坂の影響で中央前橋駅と前橋駅は結ばれることがなかったようです。

今回の旅の相棒は、父のわがままで保育園をサボらされた娘ちゃんです。

9時断水終了なので、8時半ごろに関根発電所付近に到着して徒歩で堰合口に行けばちょうど良さそう、と思い、綿密なスケジュールを立てて妻と娘の機嫌を伺いつつ、計画通りに行動してさぁ到着！！と思ったら、あれれ？？？
なんと、8時半の時点でもう関根発電所まで水が来ていました(笑)
予定表うそじゃん(笑)

ということで急いで広瀬川のスタジオ(通称Cスタ)に戻って川がやってくるのを待ち構えることにしました。
確かに例年9時半ごろに店舗前に水が来ていた気がします。水のスピードは歩く程度の約時速5km/時、最短ルートで8.5kmなので、どう考えても9時に取水を始めるのだと間に合わないですね。いやはや、来年こそ7時前には利根川に…

追記
後日同じように広瀬川を愛するお客様からの情報で、工事完了の後、2日ほど前に試験的に水を通していたようです。

午前9:30ごろになり、川を登り歩いて、るなぱあく近く、石川橋で待ち構えていると…
ついにきました！！！！！
歩くほどのちょろちょろペースでじわじわと水が流れ始めました！

氷もぱりぱり言いながら流されていきます！！
久々に川の音が鳴り響くと、池田同様、まちに住む広瀬川ファンがぞくぞくと集まっていき、
みんなで水の行方を追いかける騒ぎになりました。
これも毎年の恒例行事です。1時間ほど楽しんで、そこから花屋さんに出かけました。
今週のお花は、ホワイトデーが近いのでバラとチョコを飾りました。
いつものようにお茶を立てて自服していると、娘も「わたしもやるー！」と。
すぐさま3歳児のカフェイン摂取ガイドラインを調べ、害のないことを確認した上で一緒にお茶を楽しみました。

贅沢なお休みを過ごしました。
皆様も来年は是非一緒に広瀬川を追いかけましょう！！