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仕事ができる人ほど、早食いで早く老ける?

群馬県前橋市でパーソナルトレーニングジムならDROIT

仕事ができる人ほど、早食いで早く老ける?

〜血糖値スパイクが老化と病気を引き寄せる理由〜

こんにちは、DROITの池田です。
最近、グルコースモニタリング(血糖値のリアルタイム測定)を始めました。

これは、腕に専用のセンサーを装着して、24時間いつでもスマホで自分の血糖値(正確にはグルコース値)の変化を確認できるというもの。
糖尿病患者の管理用というイメージが強いかもしれませんが、実は「未病(まだ病気ではない状態)」の人にこそ重要なツールです。

健康オタクでも、昼ごはん8分で「スパイク」

普段から食事にはかなり気をつけている私ですが、
先日、忙しさにかまけて昼ごはんをわずか8分でかき込んだところ…

スマホに表示されたのは、急激に跳ね上がる血糖値のグラフでした。
食事内容的にもバランスが取れていて悪くない内容だったと思うのですが…

ちなみに食事内容は
具沢山味噌汁
生卵
ヨーグルト
いんげんと人参の胡麻和え
ミニトマト
蒸しカボチャ
にしんの塩焼き
玄米でした。

この現象、いわゆる「血糖値スパイク」と呼ばれるもので、
短時間で血糖値が急上昇・急下降することで 血管を傷つけ、炎症を引き起こし、老化を進める原因になります。

実際、動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中・がん・認知症など、多くの現代病の背景にはこのスパイクが関与していることが多くの研究で明らかにされています。

食べる「速さ」は、内容以上に大切かもしれない

「何を食べるか」は健康に直結する大切なポイントですが、
今回改めて感じたのは、「どう食べるか」も同じくらい重要だということ。

特に「早食い」は、血糖値を一気に上昇させやすく、
そのぶん インスリン(血糖を下げるホルモン)の過剰分泌 → 脂肪蓄積 → 老化促進の流れをつくってしまいます。

ジュース vs. 固形物:同じみかんでも差は歴然

さらに驚きなのは、食べ方や加工の違いで血糖反応が大きく変わるということ。

たとえば、

  • みかんをそのまま食べる場合と
  • しぼってジュースとして飲む場合では、

摂取する糖の量は同じでも、血糖値の上がり方には大きな差が出るのです。

液体の糖質は吸収が早いため、血糖値が急上昇しやすくなり、
その結果、体は強烈な“老化刺激”を受け続けることになります。
これが意味することは、あらゆる健康的メリットを武器にした健康ドリンクは
糖が入っているのであれば「血糖値スパイク」というデメリットも併せ持つということです。

「年1回の人間ドック」ではわからない真実

多くの人は、血糖値というと
「年に一度の健康診断で測ればOK」と考えているかもしれません。

でも実際にわかるのは、「空腹時の血糖値」だけ。
それが正常でも、食後に急激なスパイクがある人は非常に多いのです。

つまり、まだ糖尿病ではない人にこそ、グルコースモニタリングが必要
というのが私の実感です。

血糖スパイクと老化の関係:「糖化」が引き起こす老け

老化において最近注目されているキーワードのひとつが、
「糖化(Advanced Glycation End Products:AGEs)」です。

糖化とは、余った糖が体内のたんぱく質と結びつき、
コゲのような「老化物質」を生み出してしまう現象。

このAGEsは、

  • 肌のたるみ・シミ
  • 血管の硬化
  • 骨粗しょう症
  • 認知機能の低下 など

あらゆる老化現象の元凶とされ、
美容・医療の世界では「第3の老化原因」として重視されています。

血糖スパイクを繰り返す=糖化を促進する
つまり、老化が加速するというわけです。

美容液より、まず「血糖値の見える化」から

アンチエイジングや健康づくりというと、
どうしてもサプリや美容クリームなど「外からのケア」に目が行きがちですが…

まずやるべきことは、自分のカラダの“中の反応”を知ること。

グルコースモニタリングは、
老化・病気のリスクを減らし、“カラダの未来”をデザインするための第一歩になります。

まとめ:見えないリスクを、見える化しよう

  • 早食いは血糖スパイクを招き、老化や病気の原因になる
  • 飲み物の糖質は、固形物よりもはるかにリスクが高い
  • 見た目よりも“血管の若さ”を保つほうが、健康寿命には重要
  • 年1回の空腹時血糖では、スパイクは分からない
  • グルコースモニタリングは、老化予防のための“武器”になる

美味しく食べながら、健康も、若さも、守れる時代です。

次回は私なりの血糖値上昇抑制のための食事法をお知らせいたします。
どうぞお楽しみに。

あなた専属の、ヘルスケアチーム。
プライベートジムDROIT。
https://lp.droit.jp