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痛みはあなたのせいじゃない

ジョイントバイジョイントセオリーの図

痛みはあなたのせいじゃない
〜ジョイント・バイ・ジョイント理論から考える腰と膝の不調〜

「膝が痛いのは年齢のせいだから仕方ない」
「腰痛は体が弱いから…」

そう思いながら、ずっと我慢している方は少なくありません。
けれど、本当に“あなたのせい”なのでしょうか。

私たちの体は、関節ごとに役割を分担しています。
これを「ジョイント・バイ・ジョイント・セオリー」と呼びます。
簡単にいうと

  • 動きをたくさん出すべき関節(モビリティジョイント)
  • 安定して支えるべき関節(スタビリティジョイント)

が交互に配置されている、という考え方です。

たとえば、膝や腰は「スタビリティジョイント」。本来はぐらつかず、どっしり支える役目です。ところが、股関節や足首(モビリティジョイント)が固くなったり動かなくなると、その負担が膝や腰にのしかかってしまいます。結果、本来は「支える」役割しかない場所が、余計な動きを強いられ、痛みが出てしまうのです。

つまり

痛みがあるのは「あなたが弱いから」でも「年をとったから」でもなく、ただ体の役割分担が少し崩れてしまっただけ。
これは責められることでも、諦めることでもありません。

あるお客様のケース

40代の女性。長年の膝の痛みに悩まれていました。階段を降りるときに特に辛く、「もう一生この痛みと付き合うしかない」と思っていたそうです。

チェックしてみると、原因は膝そのものではなく
「股関節の動きの硬さ」と「足首の柔軟性の低下」でした。

膝はずっと、仲間の関節の分まで頑張らされていたのです。

介入ではまず、股関節の動きを取り戻すためのエクササイズと、足首の柔軟性を回復させるストレッチを中心に行いました。
数回のセッションを重ねるうちに「階段が怖くなくなった」「膝の痛みが薄れてきた」と表情が変わっていきました。

彼女が口にした言葉が印象的でした。
「もう治らないと思っていたのに、希望が見えてきたのが嬉しい」

痛みを抱えるすべての方へ

膝や腰が痛いと、動くのが怖くなり、気持ちまで塞ぎ込んでしまいますよね。
でも、その痛みは「年齢のせい」や「努力不足」ではありません。
あなたの体は、まだ回復する力を持っています。
ただ少し、関節たちのチームワークを整えてあげればいいのです。

私たちDROITは、医学的知見とトレーニングを組み合わせ、膝や腰の痛みに正面から向き合います。
「もう仕方ない」と諦める前に、一度その体を私たちに預けてみませんか?