自分の身体のこと、愛してますか?

皆さん、自分の身体のこと、愛してますか?
私は自分の身体が大好きです。
これから死ぬまで一生添い遂げるこの身体。
どんな宝石よりも尊く大切なものだと信じています。
しかし多くの方が、毎日の仕事や家事、育児に追われて、ふと気づけば自分のことは後回し…。
「今日は忙しいから適当でいいや」
「ちょっと疲れてるけど、まあ大丈夫だろう」
そんなふうに、自分の身体の声を無視してしまった経験は、きっと誰にでもあるはずです。
考えてみてください。
私たちの身体は、一日たりとも休むことなく働き続けています。
あなたが眠っている間も、心臓は止まらず鼓動を刻み、肺は酸素を送り続け、胃や腸は食べたものを消化し、肝臓は老廃物を分解しています。
この複雑で精密な“生命システム”が、自動で、しかも無料で稼働しているのです。
一方で、車や家電はどうでしょう?
オイルを交換し、フィルターを掃除し、定期的にメンテナンスに出しますよね。
それが長く、安全に使い続けるための当たり前の習慣だからです。
ところが、もっと大切なはずの「自分の身体」に対しては、どうでしょうか?
疲れたらカフェインや糖分でごまかし、肩こりや腰痛は“そのうち治るだろう”と放置…。
それはまるで、高級車を何年もオイル交換せずに走らせ続けているようなものです。
しかも、身体は車と違って「買い替え」ができません。
たったひとつの、大切な“乗り物”です。
一度壊れてしまえば、元通りには戻らない部分もあります。
だからこそ、壊れる前に整えることが何より大切なのです。
身体を労ることは、特別なことではありません。
豪華なスパや高額なサプリを買う必要もありません。
まずは、口に入れるものを少し丁寧に選ぶこと。
添加物だらけの加工食品よりも、野菜や魚など自然に近い食材を増やすこと。
一日5分でも体を動かし、血流を良くすること。
しっかり睡眠をとり、朝は深呼吸で一日を始めること。
そんな“小さな点検”の積み重ねが、将来の健康を守ります。
あなたの身体は、あなたの人生のすべてを運ぶ大切な相棒です。
今日からでも、その相棒に感謝の気持ちを込めて、少しだけ優しく手入れしてあげませんか?
愛は言葉ではなく行動することで伝えることができます。
自分の身体への愛を、行動に移して伝えてあげましょう。